世の中には敵を作ることが好きな人は意外と多い。
本人が自覚していないことも多い。
例えば「日本が悪いんだ」と日本に対して敵対心を持っている人はネットで時々見かけませんか?
友達と議論していた時「お互いに意見が違うね」ということを語った後に「喧嘩してたね」と言われたことがある。
こちらは全く喧嘩したつもりはないのに。
こちらが善意で行動しても勝手に被害妄想を持たれて敵認定されてしまったこともある。
「敵を作る」ことはそれに立ち向かっていく自分を燃え上がらせて行動的にするカンフル剤となりうるため、一概に悪いばかりではない。
それによって社会問題が解決することもある。
それでも、私は言いたい。
「そのひとは敵ではありません」
自分が燃え上がることが好きなために無意識的に勝手に他人を敵認定していませんか?
敵認定された相手は、往々にしてあなたを敵認定しかえします。
そうして世の中に敵が増えていきます。
私は、敵認定されてもできるだけ報復的に敵認定しないように心がけています。
怒りによって問題が解決することもあるため、それがいいことなのかどうか自分の中で結論が出ていない面はあります。
孟子に「仁者無敵」という言葉があるそうです。
原典を読んでいないため語感で解釈しています。
敵を作っているのは自分だと。
敵にしなければ敵にならないと。
私は、無敵になりたい。