ドラゴンボールで元気玉を作るときの印象的なシーン、
「みんな、オラにちょっとだけ力をわけてくれ!」
元ネタと言えるかもしれないのが、気功の用語で「大周天」というものがあります。
大周天とは、宇宙と気を循環させて無限の力を得ると説明されていたりして、気功の奥義と言われていたりします。
それってなんなんだろうかと頭の片隅で考えていたりもしました。
先日、自分が人にいい作用を及ぼしたと実感できることがありました。
それをしみじみ感じたときに、うれしくて胸が暖かくなって、自然に身体が自然体に近い姿勢を取りたくなって、活力が湧いてきました。
ひょっとしたらこれなのかもしれないと思いました。
いいことをする。
感謝される。
それを喜んで力が湧く。
この循環が豊かに流れることを気功の世界では、周囲と気を循環させて大きな力を得るという言葉で表現したのかもしれないと思いました。
そんなありふれたことが気功の奥義と言われているものなの!?と自分でツッコミを入れましたが、
大事なものであり、汎用的なものならば、必ずありふれたものである必要があります。
もちろん、これで活力を得るにはいくつかの前提条件があります。
いいことをするときに消耗を少なくする。
感謝を感じたら素直に喜ぶ。
胸が高鳴ったときに循環器系が健康に働いて全身の体液の流れが滞らない。(単純に言えば「のぼせない」ということともいえます)
というわけで、
消耗を抑えていいことをする。
素直に感謝の気持ちをあらわす、うけとる。
素直に喜ぶ。
自分を健康に保つ。
ということを豊かに心掛ければ気功でいう「大周天」の状態になり必要な時に必要なだけの力を周囲から借りてスムーズに出すことができるかもしれない。
そんな、当たり前の話を、実感して、考えました。