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負けたことを喜びましょう

自分の得意としていることや仕事の実力で負けるのは悔しいことです。
当然です。
でも、考えてみてください。
社会に価値を出すならば、自分より実力がある人がいるということは、自分一人よりも大きな価値を出すことができるということです。
 
私は得意としていることがいくつもあります。
そのうえで、自分がそれぞれの分野ではるかに及ばない人たちを知っていますし、身近にも自分より実力が上の人が何人もいます。
それは、喜ばしいことです。
 
私はそれなりの力を持っています。
その私以上に実力を持っている人がいるということは、超すばらしいことです。
私は私の力を使って社会に価値を出しています。
私以上に力を持っている人がいることは、その人がより世の中を豊かにしていけるということです。
 
自分よりも実力が上の人が自分と寸分違わず全く同じ仕事をしているということではないでしょう。
自分の仕事は自分の社会関係の中で今取り組んでいる人は自分だけなので、そこで価値を出してしっかりと誇ればいいわけです。
 
そのうえで、さらにさらに自分の力をつけていきましょう。
人に負けたときに、つい人の足を引っ張りたくなる衝動が起こることもあるかもしれません。
 
でも、負けたことはすばらしいことです。
そう思って、自分を負かした人を称賛しましょう。
私は私でもっともっと上を目指した力をつけていきます。
 
私よりも力がある人がいても、私の人間関係や今までのこと、これからのこと、今やっていることの中で作られてきた私の居場所が無くなることはありません。
 
落ち着いて、周りを尊重して、ゆったりと、
自分と周りと社会に価値を出していきましょう。

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