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消費の中に積み重ねを作ろう

私たちは日常の中で多くの消費をしている。
飲み会であったり、
遊びであったり、
一人の時間を有効に活かせなかったり、
仕事中でも無駄に時間の消費をしてしまうことだってある。

最近の私の関心は、そういった消費をどれだけ積み重ねに変えることが出来るかというものだ。

人と話したときに、こういう伝え方をしたらうまく伝わるのかと発見したり、こういう姿勢で聞くと相手が話しやすいんだなと感じたり、世の中にはこういうふうに考え感じる人もいるんだなと思ったり。

仕事中の定型業務を、こうすれば効率よくできるとか正確にできるとか、定型業務を通して業務全体の振り返りをしたりとか、その先の仕事について思索を巡らせるとか。

消費を積み重ねに変える有効な方法は振り返りだ。

今度似たようなな場面に出会ったらこういう姿勢で臨もうと考えたり、
この部分はうまくできたから実績と自信が積みあがったと認識したり、
次回はこういう観点で見てみようと思ったり。

積み重ねを認識することは大切だ。
実績からくる自信は上達に非常に大きく働く。

大事なのは、後悔するのではなく、問題があったら単に課題であると認識すること。
後悔をすると振り返りをするのがつらくなって頭が上手く働かない。

課題の軸を多様に細かく持っておくことが重要だ。
人と話すことが課題だと大まかな区分けで思っているよりも、
こういう場面で無表情でいるよりも頷くことで相手が話しやすくするだとか、
あまりにもしゃべり続ける人には適切に割って入って会話の流れをさらに有益な方向にもっていくとか、
人の表情を感じることにより反応を言葉以前に察知するだとか。
細分化した課題をたくさん持っているほうが、毎日の消費の中でどれかの課題に積み重ねを認識しやすい。

課題は常に意識している必要はない。
作業をしているときに課題にとらわれてしまうと課題以外を見落としてしまうため、通常は無意識の中にあるほうがいい。
それならば課題は無数に持っていることが出来る。

多くの課題を多様に細やかに認識して、消費を積み重ねに変えていくためには、やはり一人の時間にゆったりと考えることが望ましい。
何かを作業しながらだと作業自体に夢中になりがちなので、細やかな思考の精度を上げるのが難しくなる。

歩きながらでもいいし、音楽を聴きながらでもいいし、寝る前でもいい。
ゆったりとした気持ちで細やかに振り返りを行うことで、新たな課題の発見と出会った課題の確認と実績の積み重ねの認識を行う。
課題を自分の大きな目標、仕事が上達するとか人間関係を良くするとかの中で位置づけを行い、自分の未来において有意義な行動につながることを認識する。
振り返りをすることを積み重ねることにより、振り返り自体も上達する。

日常の中で消費してしまっているものを積み重ねに変えて、積み重ねにしているものをさらに豊かに積み重ねられるようにして、毎日が更に更に心の底から有意義だったと思えるようにしていこう。

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