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力をつける比較 力を失う比較

「人と比較するな」とよく言われますが、なぜ人と比較することが悪いのでしょうか?
私の意見では、自分自身を人と比較することは、ある条件を守りさえすれば大いに
やっていいと思っています。
 
凄い人に合ったときの反応は大まかに3つに分かれると思います。
「すごいなぁ、俺とは別世界の人だ」
「すごいなぁ、それに比べて自分は・・・」
「すごいなぁ、俺もできるんじゃないか」
 
自分とは別の人のことだと思っている分には問題はないでしょう。
まずいのは、劣等感を持ってしまうことです。
劣等感を持つくせがあると、せっかくすごい人にあっても、それがかえってマイナスになってしまいます。
 
私は、すごい人に会ったとき、それは人間の可能性の一つだと捉えて、自分も時間や情熱を注げば一億分の一でもそうなる可能性があると感じるようにしています。
誇大妄想になったらまずいので、現状は現状として見ながら、そのうえで自分にもそうなれる可能性があると考えるようにしています。
 
実際にその人と同じ技術を学ぶかどうかは自分の目的において選択するため、現実問題としては実現性がなくてもいい。
 
以前に劣等感を抱く癖がついていたころは、本を読んでも人にあっても自分を卑屈に思って鬱々としていました。
 
自分を上げる癖をつけるたことで、すごい人やすごいことに素直に称賛の声を上げ、そういったものと出会ったときに自分の実にすることができるようになってきました。
 
世界は私の思いもよらない素晴らしいものであふれています。
それを素直に受け取れる心をはぐくむことで、自分と自分の周りとをより素晴らしいものにすることができると思っています。

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