お笑い番組を見て
「このくらいじゃ俺はわらわないなぁ」
という人がいます。
アミューズメント施設に行って
「はたして俺を楽しませてくれるかな?」
という人がいます。
私はそれを聞くと、この人は楽しみたいのだろうか?楽しまない自分を偉ぶりたいのだろうか?と疑問に思ってしまいます。
私の場合は、同じ内容を見ても体験しても「どこまで自分が楽しめるだろうか」を追求したいと思っています。
本を読んでも同じかもしれません。
上から論評するような気持ちで読むと受け取れるものも受け取れないことが多いと思っています。
もちろん自分を偉く思いたいというのは自由です。
でも、目的が楽しむことであるならば、楽しませてくれるコンテンツ供給者に依存するよりも、同じ内容でも自分がより主体的に深く楽しむ能力を磨くとほうが、どんどん楽しみが深くなりいつでも楽しめるようになっていくと思います。
知識や感性を磨いたからこそ楽しめることや新鮮に思えることが世の中にはいくらでもあります。
主体的に楽しむ能力を磨くからこそ、楽しむときには思いっきり楽しんで、適切でない時には静かにしている能力も上がると思っています。
私はえらくなっちゃわないようにしたいと、思っています。