昨日、十数人が集まる朝活で、自分がリードして皆でゆる体操をやった。
突発的だったけど非常に楽しくできた。
ゆる体操はそれ自体に「楽しい」が意図的に組み込まれていて、ゆかいな声を出しながらやることが標準で、ゲラゲラ笑いながらやることもある。
身体を解きほぐすことと心を解きほぐすこととを密接な関連があるものとして扱っているためだ。
ゆかいな体操を真剣に大真面目にやっているゆる体操愛好者は、変な体操をやっていると見られて笑われてしまう恐怖心を持ってしまっていることもある。
私も実はそれを持っていた。
昨日いきなりゆる体操を大勢で楽しくできたのは、場を作ってくれた参加者に気持ちのいい人たちがそろっていたことがまず大きい。
それと同時に、私自身の「心の芯」も育ってきたことも非常に大きいと感じている。
心身の密接な関連を意識し利用し、心身の緊張と弛緩とを自在に操ることを目指すゆる体操は、身体の軸「センター」を重要視する。
柔軟で繊細なセンターを強く大きく持つためのトレーニングをする。
その時に決定的に重要なことが、柔軟なセンターであることなのだ。
センターは身体の軸だが心身相関して心の軸でもある。
自分の大事な軸が人から笑われたときでも、柔軟であると余裕をもって対処できて、いつの間にかその相手までこちらのペースに巻き込むことさえある。
もしこれが強いが固いだけの軸だと、ぶつかった人を排除するしかなくなってしまうだろう。
みんなのゆる体操をリードしていて、笑ってこちらのリードになかなか乗らない人もいたけど、気にせずゆるむことゆるめることに集中してみんなで楽しくできたのは、自分の柔軟なセンターが強くつちかわれてきた証拠だと実感している。
強く大きく鋭く柔軟に繊細におおらかに芯を育てていきましょう^^