最近、メンタリストのDaigoさんの本を読んだり動画を見たりすることがよくあります。
いくつかの動画で、
怒りが悪いと思うと実際に悪い作用を及ぼしてしまう。
怒りがいいと思うと瞬時の判断力が増したりもする。
ストレスが悪いと思うと実際に悪い作用を及ぼしていしまう。
ストレスを味方につけると身体への害もなく生産性がアップする。
時間がないと焦ることによって生産性を落としてしまう。
時間がない状態で焦らないことが集中力を上げて生産性を上げることだ。
といったことを心理学の論文をもとに解説しているものがありました。
こういったことをまとめると、
「悪いと思うことで物事は悪くなる。悪いと思わなければ悪くならない」
ということになりそうです。
そこで「困ることは悪いことなのか?」と考えてみました。
「困る」という言葉にはそもそも悪いと思っているニュアンスが含まれているので、「課題がある」と言い換えてみます。
「課題があることは悪いことなのか?」と言うと、課題を嫌だと思えば困ってしまって悪いでしょう。
課題を自分の成長の糧だと思えばむしろ歓迎すべきことです。
自分の成長したい方向であり、適切な難易度の課題であるならば、悪いことは
何もないわけです。
難易度が高すぎると感じたときは、細かい部分にわけてしまって、できることとできないことと適切な難易度の部分に分解してしまいましょう。
適切な難易度の部分を処理すれば、それは成長です。
できないことは人に頼むか、できないと伝えるかする必要があります。
何か課題に出会った時に、反射的に「困る」と思ってしまうことはしばしばあります。
でも、一旦悪いものだという思い込みを捨てれば、そのうちの何割かは歓迎すべきことに変わるでしょう。
そのうえで、やはり困るなら避ければいいでしょう。
自分自身についていえば、最近の困ったことの記憶をたどってみたのですが、あんまり思いつかないです。
誤ったポジティブ思考のように悪い現実を打ち消そうというのではなくて、現実は現実としてみて、そのうえで「本当に悪いことの?」と問いかけることで、悪いことは減らすことができます。
あなたの悪いことが減って良いことがますます増えていきますように^^