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好きになるコツ

「好きというのは才能だ」
ということをしばしば聞きます。
勉強をしない子供に向かって
「興味を持つことが大切だ」
という言葉を聞いたこともあります。

じゃあ、どうしたら好きになれるの?どうしたら興味を持てるの?と問い返しても、多くの人は答えられないでしょう。
「才能」というわけの分からない言葉で覆い隠してしまって、結局何の解決にもなっていなかったりします。

昔、マリナーズのイチローが
「よい結果になったら喜びますか?」
とインタビューで聞かれて
「めちゃくちゃ喜びます、そして忘れます。」
というような内容で答えていたのが印象に残っています。

自分の経験でいえば、
ふと思いついてダイエットを始めたとき、朝晩体重計に乗るのが楽しかったです。
それまでダイエットに全く興味がなかった自分がすぐに痩せたのは、間違いなく体重計の数値がだんだんと減少していくのを楽しんだからでしょう。

仕事で結果が出るのは本当に楽しくうれしい。
そういったときにはどんどん仕事にのめりこんでいく。

逆に無駄だと思って何かをやっているとどんどん苦痛になってくる。

身体を動かすことでも、自分の身体の変化を実感するときが一番楽しい。

他にもたくさん好きなものはあるが、共通しているのは「フィードバックを楽しんでいること」だと気づいた。

「物事を好きになるコツは、ポジティブなフィードバックを細かくたくさん感じること」
だと仮定してみる。

例えば仕事の場合、細かく結果をアウトプットすること。
漠然とした仕事だったとしても、変化を明確化して意識すること。
アウトプットした結果について肯定的な部分は思いっきり肯定的に喜ぶこと。
それをよりたくさん心がければ、仕事をより生産的に手ごたえを感じて好きになっていけるだろう。

自主的な勉強についても、アウトプットを細かくして喜ぶこと。
本を一冊読んだら内容を書き留めるのでもいい。
書き留めたら喜べばいい。

他人から見てレベルの高い行為かどうかはどうでもいい。
自分の中での変化量を感じて喜ぶことだ。
一日単位で見たら後退していることもあるだろう。
でも、続けていけば1か月単位で見たら必ず進んでいる。

そう思って、好きになりたいものをさらに好きになっていこう。

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