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気持ちと行動とは一致しているか

以前、オープンな交流の場に、自分のことを話さない人が来た。
こちらは適度に自分のことを話しているのに、こちらのことは尋ねてくるのに自分のことを聞かれたら曖昧な言葉しか返さないのだ。

話をしながら不審に思ったものだ。
なんでこの人は交流の場にきたのだろう?
正直に言って腹も立った。
でも後から考えると、警戒心の強い人がその人なりに勇気を振り絞って交流の場にきて、それで勇気を使い果たして自分のことを喋れなかったのではないかと思った。

もちろん全くの想像でしかないが、ありうる話かもしれない。
だとしたら非常にもったいない。
でも、ひょっとしたら自分もそういう行動と気持ちが逆のことをどこかでやっているのではないか?

例えば人にものを教えるとき、教えてあげるのだからと威張ってしまったことはないか?
例えば何かを手伝うとき、めんどくさいと思って憮然としてやってしまったことはないか?

いろいろ思い返すと、自分も人のための行動をしても人のための気持ちをしていない場合が思い当たる。
せっかくの行動をしても、気持ちが逆を向いてしまったら自分も相手も気持ちよくない。
それはあまりにももったいない。

行動をしたなら、心もそれにのせて、周りに気持ちいい輪が広がるようにしよう。
気持ちと行動とが一致するようにしよう。

そのためには、断る場合には遠慮をしないで断る。
やることには心を込めて行う。
そういう心構えで過ごしていきたい。

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