幸せとは状況ではなく心境である
文字にすれば当たり前のことです。
でも、実は多くの場面で状況が変わることが幸せだと思っていないか?
「~だったらいいなぁ」と思うことってないですか?
それは突き詰めれば「~だったら幸福なのに」と思っていることではないでしょうか?
「お金持ちだったらいいなぁ」とか
「~を持っていたらいいなぁ」とか
「結婚していたらいいなぁ」とか
「子供がいたら」とか
想像の翼を広げるのは素晴らしいことです。
今よりもっと理想的な状況を想像してそれに向かって進んでいくから自分も周囲もより素晴らしくなります。
ただ「~だったらいいなぁ」と思うときに気を付けなければならないことがあります。
それは、今を下げないことです。
「~だったら」と思っているときに、「自分は~なのに」と自分を不幸だと思っていませんか?
その思いあるならば「自分は~だから不幸だ」ということを自分に刷り込んでしまいます。
「お金持ちになる」と行動的に思わないで「お金持ちだったらいいなぁ」と受動的に思う場合、「自分は貧乏だから不幸だ」と自分に刷り込んでいることになります。
よく言われるように、お金持ちでも不幸な人はいくらでもいます。
貧乏でも幸福な人はいくらでもいます。
自分を不幸だと思ってしまう癖をつけたままだとどんな状況になっても不幸でしょう。
幸福か不幸かは状況ではなく、幸福を感じる心境にあります。
もちろん幸福を感じやすい状況というのはあってそれを目指すのは非常に意味のあることです。
そのうえで、今幸せだと思い、感じることによって、幸せを自分の中に自分の周囲にいくらでも発見して大いに感じ取ることができます。
「~だったらいいなぁ」と思うならば、「幸せは状況ではなく心境である」と理解して、今現在幸せであると思い感じることが大切だと思っています。
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